先日、はてなブックマークでホッテントリ入りしていたとある会社の移転について書かれてある2ちゃんねるのスレッドを見ていてみつけたものなんですが、なるほどなあと思ったのでちょっとご紹介。
腐敗の理論
そのページでは「腐敗の理論」だったかな??そんな名前で書かれていた内容が以下。
1.あまり大きくない会社がある
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2.その業界でやっていきたい本気モードの人が集まってすごい商品を作る
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3.それを聞きつけその業界で生きていく気まんまん,やりたいこと爆発状態の社員が集う
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4.優秀な人材がいるのでさらにすごい商品ができる
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5.会社がどんどん大きくなって大手になる
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6.あの業界といったらこの会社、という風に一般人も知るようになる
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7.有名大学の安定志向の連中が、とりあえず安定したいからって理由で志望してくる
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8.本当にその業務に興味のある社員の割合がだんだん減っていく
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9.過去にすがってどうにかブランドで生きていこうとする(会社の終わり)
いや、一概にその通り!って思った訳でもないんですが、まんざらはずれでもないのかなあと思ったのです。とくに今の社会は情報の流れがものすごく早いので、少しでもだらけようものなら、あっという間においていかれそうだからです。自ら努力することができないとこれからは特につらいのかなあと。
こわい
ちょっと前にブランドについて記事を書いたんですが、努力を怠るとこの尖りがなくなっていくのだろうなあって思いました。その他の部分もあっという間に平均以下まで落ちてしまうんだろうなあと。そうなるともうブランドとはよべなくなってしまう。
企業を構成しているひとりひとりの意識って大切だと思います。でもなんかこれ読んでいてちょっと怖くなってしまいました。なんか似ていませんか?
日本の公務員に就職を希望する人達の中に動機でこういうこと言っている人いますよね。親が自分の子供に公務員になればクビもないし退職金やボーナスもしっかりでるし生涯安泰だからっていう話聞いたことありますよね。この理論、なんか日本のこととだぶるんです。橋下大阪市長と反橋下派の議論や、君が代起立問題をはじめ、一部の公務員の方の発言を聞く機会が最近けっこうあります。報道自体にどれほどの信頼度があるのかもはっきりしないし僕がどれを正しいと思っているかということは発言を控えますが、幼稚だなあって思う発言を聞くこともあります。国を、都市を良くする気あるのかなあって。国というものにすがってるんじゃないの?って思うこともある。
じゃあお前がやればいいじゃないって言われると僕はそれをしようとは思わないしできるとも思ってないのですが。。もちろん全ての公務員志望の人が全部そうと言っている訳ではありません。政治家、警察官、教師、市町村の役場の方々、公務員とひとくくりでは言ってみたものの色々な職種があります。そういった方達のおかげで僕らは快適に生活できる部分もあります。その方達のなかで僕はそういうすがっているような人はごく一部しかいないと思っているし、それはなにも国に限ったことではなく企業にもあることです。それに日本のこれからを担っているのは国だけではなくそれぞれの経済界の企業でもあるだろうから。
でも日本という国(ハード)が崩壊してしまったらどんなにいい企業(ソフト)も日本にはいられなくなるわけで。。。日本というブランドにすがると日本がいままで築いてきた価値を失ってしまう。今日本という国はこの1〜9までのどの辺りにいるのかなあなんて考えながらちょっと怖くなってしまいました。。
それでは
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